フリー戦略を活用していこう

ビジネスモデルには、フリー戦略というものがあります。

フリー戦略とは
その名前の通り、フリー(無料)から利益を生み出す戦略のことであり
インターネットでこそ、このフリー戦略を使うようにしましょう。

フリー戦略は、クリス・アンダーソン氏の本で紹介されているビジネス戦略です。(NHK出版『FREE フリー<無料>から お金を生み出す新戦略』)

この本では、フリーを使った4つの手法が解説されており、それぞれがインターネットで役に立つものです。

その4つとは、
1・直接的内部相互補助
2・三者間市場
3・フリーミアム
4・非貨幣市場

最初の手法は、漢字がずらりと並んでちょっと子難しそうなんですが
簡単にいうと「これを買うとこれも付いてきます」といったものです。
つまり『おまけ付き戦略』と言えるかも知れませんね。

これを上手に活用するビジネスマンは、メインのサービスや商品以上に、質の高い特典(おまけ)を付けてきます。
しかも、いくつもの特典を付けていくので、特典が欲しいから購入しましたという人も出てきます。

無料体験レッスンや入会金無料といった単純に無料つけるのではなく、有料でもいいので、新規の方を刺激するような特典をたくさん付ける方が良いと思います。
入会金を経費だと思い、そのお金で特典を準備した方が良いのではないかと思う位です。

2つ目の三者間市場というのは
無料にするのですが、その分の経費を外から受け取るといったモデルです。
『スポンサー戦略』といった感じでしょうか。

YouTubeなどがそうですよね。
見ている人からお金をもらうのではなく、YouTube (Google)から、お金を貰っています。
広告代理店のような役割になるので
どこかの店舗とタイアップするなどして、成果報酬でも良いので紹介料をもらえる仕組みを作っていくことが必要かもしれません。

この中では、少しハードルが高いものなのではないかと思います。

3つ目のフリーミアムというのは
フリー(無料)とプレミアム(有料)を組み合わせた俗語になります。

フリーにすることで、多くのユーザーに使ってもらい、その1部の人に有料サービスを使ってもらう事で成り立つ戦略です。
教室となると、入れる人数が決まっているのであまり向いておりません。

ちなみに、
インターネットビジネスには、セミナーをインターネットのライブ配信でしていく「ウェビナー」と呼ばれるサービスがあります。

これと同じように、レッスンをライブ配信するという手法も新しくて良いかもしれません。これなら充分フリーミアムは可能ではないでしょうか。

途中まで、配信しておいて
続きは有料にして、その場で支払いをしてもらう案内をします。

また、観るのは無料、出るのは有料。
といったように、披露をする場をゴールとしておいて
そこに出演(エントリー)するのであれば有料といったようなモデルも面白いかもしれませんね。

出演した映像は、インターネット上で無料配信されます。

4つ目の、非貨幣市場というのは、対価を受け取らないというものです。
全く利益を受け取らないので、いわばボランティアに近いでしょうか。

ここで対価の代わりとなるものが
評価であったり、アクセス数であったりするのではないかと思っています。

私は、こういったフリー戦略に、自動引き落としサービスを組み合わせて導入することをお勧めします。教室という定期型のビジネスをする上では、やはり毎月の自動引き落としを設定してもらうというゴールが必要。

教室の安定は、自動引き落としです!

こういった様々な戦略を知っていくと、単に無料にするだけではないことが分かりますよね。

フリー戦略を、どう活用していけるかによって、受け取れる利益も変わってくるでしょう。



【このブログについて】
複業家2.0って何?
何年も前から、教室ビジネスや自分が代表になって動かしている事業がありました。これにコンテンツを中心とした事業を取り入れ「印税収入」「広告収入」「コンテンツ販売収入」といった3つの収入モデルをベースに新しく活動を開始しました。
以前の複業モデルを1.0として、新たなコンテンツビジネスを加えたことにより複業家2.0と名付けました。これらは一切在庫を抱えることなく、無形であるコンテンツもしくは、自身のカラダ1つあれば動かせるモデルです。
複業家2.0は、3つのコンテンツモデルをベースとし、教室ビジネスと代表事業モデルの全5つのジャンルで進めています。

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