宅配サービスの普及で飲食店ビジネスが変わる

私の地元でも、いよいよUberEATSが始まります。
このような宅配サービスにより
今後の飲食店ビジネスが、大きく変化し始めます。
それらの変化は、主に3つ。

 

❶エリアが広がる
今までは「同業者の店が近くに出来た」
といったことが問題でしたが
これからは、近いかどうかといった距離は関係なく
より対象となるエリアが広がります。

宅配できる範囲であれば良いわけで
ウーバーイーツは、自転車だけではなく
バイクでもおこなうので、かなりの範囲に広がります。

❷宅配を導入する店舗が増える
今まで宅配をおこなってこなかった店舗が
導入するようになるでしょう。

働き方改革による
☑︎ 残業時間の規制
☑︎ 有給休暇の義務化
☑︎ 同一労働同一賃金
の影響により
雇用のハードルが上がっていく中
注文が入った場合のみ、経費となる
いわば成果報酬型の宅配サービスは
店舗にとっても、メリットが大きいのです。

つまり、配達をおこなうために
わざわざ人を雇わなくて良くなるわけです。

これにより、今まで配達にまで
手が回らなかったような店舗(小型店舗)も
リスクなく始められるわけです。

❸無店舗型ビジネスの登場
これにより、厨房だけを用意する
無店舗型の店舗が登場していきます。

無店舗なので、看板を作る必要もなく
店舗を運営するための人件費も抑えられるので
飲食店へのハードルが一気に下がるのです。

レジもウエイターも必要なく、いるのは料理人のみ。
そういった店が増えていくでしょう。

さらに、セントラルキッチンという構想も進んでおり
格安で厨房を貸し出すことで
開業資金も大きく抑えられたスタートが踏み出せるようになります。

これからは、飲食店の変化が必要とされる時代。
さらに5Gの普及により、こういった変化が加速していくと思われます。

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